占拠ウトロ

アート

クリスチャン・ラッセンの絵がほしい。ポスターじゃなくて本物。リトグラフも可。できれはサイン入り。ラッセンの絵は好きなんだけど、どうせならポスターじゃなくて本物がほしいよね。値段も二束三文お手ごろで、本人から買い付けても数千〜数万円程度らしい。まあ、量産できるリトグラフ(版画)だから、当然といえば当然。業者はそれを数十万で売っている。パンピーの無知をいいことに、「将来価値が出る」と50万とかで売りつけたりもするらしい。将来って、ラッセンが死んで残存する絵が残り数点になってからのことだから、200年後くらいかな? それはともかく、ラッセンの絵はきれいなので、せっかくだから部屋に1点飾りたい。だれか、ラッセンと友達の人いませんか? もしくはいらないラッセンの絵を持ってる人いませんか?

部落?

ウトロがどうのこうの、という問題がちょっとあったので、メモ。

 1940年、日米開戦を準備していた日本は国防上の必要から、京都府宇治市に軍用飛行場を建設。この工事に、当時日本人だった韓国・朝鮮人が数多く従事していた。しかしその後日本は敗戦、これにより飛行場の建設は中止となり、従業員の多くはこの地を去った。だが、一部の韓国・朝鮮人飯場だった建物を不法占拠し、そのまま居座った。これが問題の始まり。
 当初、飛行場用地の所有権を引き継いだのは日産車体。同社は、1986年にウトロの住民に土地の売却を打診、1987年3月 に、ウトロ町内会の会長(韓国・朝鮮人)が、土地約2000㎡を3億円(大安売り)で日産車体から購入。同町内会長は、1987年8月に、この土地を4億4500万円(適正価格)で、町内会長自身が設立した西日本殖産という不動産会社に転売。裏で何があったかはわからないが、この時点でウトロの住民は半数に減っていた。
 土地の所有権は西日本殖産の手に渡ったが、それでもかなりの数の住民がウトロを不法占拠。このため、業者(町内会長)は住民の強制退去を求めて、京都地裁に提訴。京都地裁、大阪高裁が立ち退きを認め、1999年6月、最高裁が住民側の上告を棄却、これにより住民の敗訴が確定した。
 さすがにやばいと思った住民は、今度は韓国政府に連絡。韓国政府要人や韓国国会議員がウトロを訪問、メディアも大々的に報じるようになった。

 どうみても「不法占拠中の住民と土地所有業者の争い」しかも「在日朝鮮人うしの争い」なのだが、ここでなぜか日本政府が悪いという論理が展開される。住民側の言い分は「強制徴用されて過酷な労働を強いられたあげく、終戦後は住む土地も奪われた。日本政府はウトロ住民の住居、土地、慰謝料を補償する義務がある」という、なんともバカげたものである。見当違いもはなはだしい。そもそもウトロ側は、一度町内会長が土地を購入して正当に住む権利を得ている。これを売却してしまったのだから、自分の土地がないのは自業自得。日本が補償するいわれはない。そもそも日本は強制連行なんかしてないし、当時日本人だった朝鮮人を徴用で強制労働させるのは合法。法治国家日本において、どう解釈しても住民側の主張が通ることはない。
 要するに、法的に決着のついた当事者(しかも朝鮮人)同士の争いを、韓国メディアとノムヒョンが煽って、なんとか日本政府から金をせしめようというのが、ウトロ問題なのである。

意外に長くなった。で、ついに9/27に強制退去が執行されるらしい。どんな火病が見られるか、実に楽しみ。

絵本

あと、ちびくろさんぼについてもメモ。
人種差別を助長する、という理由で絶版となった名作が17年ぶりに復刊され、ベストセラーになっているらしい。確かに名著。虎がぐるぐるまわってバターになるなんてシュールな話、まともな大人じゃあ思いつかない。しかもそれで作ったパンケーキのうまそうなことといったら、もう、たまりませんな。ジュルリ。
でも、どこが黒人蔑視につながるのかよくわからん。そもそもこの抗議をしたのって、黒人の団体じゃなくって、普通の主婦だったはずだ。自分、子供、夫の3人だけの集まりを「市民団体」と称して、自分のエゴのために一冊の本を発売停止に追い込むという、なんとも胸糞悪い話。人権屋の考えることは、我々の斜め上を行く