感想ダイヴ

いってきました。スカイダイビング。

プロローグ

11/04 20:00。えのぴょん家へ。「野菜が安かったから」という理由でつくられた鍋を二人でもりもり食べる。うめぇ。このあとレンタカー屋へいかねばならんので酒はなしなのだが、やはり鍋はいいね。
22:00。蒲田へ移動。レンタカー屋で新型マーチを借りる。なぜ蒲田なのかよくわからないが、どうやら24時間営業で、いい軽自動車をおいているレンタカー屋がここしかないらしい。ふーん。そのまま新型マーチでえの家へ戻る。運転はえのぴょん。カーブの速度が速い。
23:00。えの家でバガボンドなど見ながらうだうだ。埼玉の名所をネットで探すが、何も出てこない。かろうじて鰻料理屋。埼玉近辺といことで群馬とかも探してみたが、なにもでてこねえ。なんだこりゃ。
25:00。就寝
11/05 4:00。起床。あさめしがなにもないので、ポテチをもりもり食う。胃がもたれた。ううう。
4:30。出発。まずマー君を迎えに行く。寒い。暗い。運転はえのぴょん。おれは助手席でナビをみながら騒ぐ役。マー君をひろってからは一路埼玉へ。ホンダエアポートとやらをめざす。スカイダイビングをやっているポイント。ダイビングは7:30、8:30、9:30の3つの時間帯があるのだが、7:30以外はすでに予約でいっぱいだったので、仕方なく一番早い時間にした。なので、朝5時前からでないと埼玉にまにあわない。でも興奮であまり眠くない。ゴーゴー!
7:00。ホンダエアポート到着。朝も早くからダイバーがいっぱいいる。なんだこいつら。早速受け付けへ行って、誓約書を書く。要約すると「ケガをしても責任を問いません」「離陸後天候不良で中止になっても飛行機代を払います」みたいなこと。オーケーオーケー。こちとら前日に絵チャで生前葬を済ませた身だ。問題ない。 そのごしばらく時間があるので、ぶらぶらする。自分たちが飛ぶ前に趣味で飛ぶやつらがいるらしいので、それを見てた。うおお。セスナ、すごいスピードとパワーだ。これで飛ぶのか。ただ、ドアがないのが心配だが。まさかあれで埼玉上空4000mまで飛ぶのか。ガクブル

スカイダイビング編

7:30。飛行用スーツに着替えて、インストラクターにあいさつしてセスナに搭乗。やはりドアがねえ。閉めてないんじゃなくて、そもそもドアじたいが装備されていない。こええ。
乗ったらインストラクターと密着。金具を固定。これがゆるいと、俺とインストラクターが空中分解。ガクブル。
そして飛翔。すごいパワーだ。ドアのところは布で覆ってある。インストラクターいわく「ドア」。どこがだ。ぐんぐん地面がとおざかる。窓から見える景色もいいが、それよりドア(布)の隙間から見える地面がクリアですごい。すごい。どんどん小さくなる。うわー。落ちたら死ぬなあ。
セスナはぐんぐん上る。上空2000m、雲に突入。雲って間近で見てもわたあめみたいな形してるんだな。ちょっと感動。そしてこの日はくもりだったので、見渡す限りの雲海。それに朝日があたって、白く輝いている。なんてきれいなんだ。すげえ。
まだまだのぼる。雲をはるか下に見下ろすくらいになると、すでに比較対象がないので高度の変化を感じられない。というか、そもそもここまでのぼると現実感が薄れてくる。頭がぼーっとして。これは・・・酸欠かな?w
そうこうしているうちに、パイロットとかインストラクターがなにやら合図をとっていた。ドア(布)がとりはずされ、ダイバーがかまえる。なにかを確認したあと、落ちていった。うおおおおお。落ちたぞ。セスナは高速で飛んでいるから、うしろに飛んでいく感じ。「すげー」と思ってみていると、俺のうしろに密着しているおっさんが俺をうながす。俺がどうやら体験のなかでは1番らしい。まじですかw
ドアの縁に足をかけ、体をかがめる。ドア横のバーをつかもうとしたら、止められた。腕を胸の前で組んで、体を半分以上のりだして待機。
ゲット、セット、ゴー!
ぎゃああああああああああああああああああああああ
うりぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
死ぬうううううううううううううううううう
息ができねえええええええええええええええええええええ
涙がぼろぼろでてくるううううううううううううう
落下中は顔をあげて地平線を見ないと息ができないというのは本当だった。だが、顔をあげたところで息苦しいことにかわりはない。ていうか風圧と落下のスリルで息どころではない。落下中にみる雲海はきれいだったけど、そんなこと考えてる余裕はない。とにかくショッキングな精神状態がつづく。
と、雲のすぐ上くらいで突然、体に衝撃があり、風圧がいきなりなくなった。ほどなくして「雲の上くらいの高さでパラシュートを開くよ」といわれたことを思い出した。そうか。これがパラシュート。・・・ん? 雲はたしか2400mくらいっていってたから、おれはあの恐怖の数秒間で1600mも落下したのか。そりゃあ怖い。
その後地上までは、左右にぶらぶらゆられながら落下。遠心力でベルトがぎしぎし言ってる。空中分解したら死ぬことを覚悟して、楽しむことに決めた。うはー。ひとちっちぇえー。おれとんでるー。
しばらくふらふらしたあと、スライディングで着地。ありがとうございました。まだなんかふらふらしてます。あと耳がすごく痛いです。
これで終了。32000円を支払い、車へもどる。まだ夢見心地。
うあー。なんかすごい体験だった。

それから

10:00。まだ朝なので、そこらじゅうふらふら。地図に名店として記されているそば屋へ向かう。場所はつくば。60kmほどの距離。GOGO!
でも結構遠いので、途中の岩槻市で「人形歴史館」へ立ち寄る。近所まできたから寄ってみただけなんだけど、なんか人形師のひとに「人形に興味がおありですか?」とか「学生さんですか?」とか聞かれる。「別に興味ない」ともいえないので、適当にお茶を濁す。気づいたらけっこう時間がたっていた。なかなか面白い。町中そこらじゅう人形屋だし。
11:00。牛島という場所にすごい藤があるというので見に行ってみた。が、藤がある庭園がしまっていた。まわりをぐるぐるまわってみたが、どうやら入ることができない模様。おのれ! 無駄足。まあ道中だからさほど問題でもないが。
13:00。つくばのそば屋へ到着。そば茶屋落花亭。べつに名店かどうかはしらない。ガイドブックに書いてあったから着てみた。宝楽そばという、納豆そば、とろろそば、天そば、山菜そば、なめこそばを一度に食べられる品。ふむ。普通にうまい。まあ遠出してくるほどではないなw
14:00。ギネス公認のくそでっかい大仏へ行ってみる。全長120m。でけぇー。近くまできた時点ですでに見えてるw せっかくだから、庭園+大仏内部観光のチケットを購入。大仏を外から激写したあと、内部へ。・・・うさんくせええええw 内部全体が浄土真宗の広告っぽいw 絵馬とかあるし。大仏グッズとか売ってるし。写経とかできるし。30万で小阿弥陀如来、100万で大阿弥陀如来を収めて永代供養してもらえるって書いてあるし。うはーw おもしれえーw
結論:外から見るだけで十分
15:00。霞ヶ浦自然公園へ移動。前日寝てないし、大仏で疲れたので、しばし散歩。おちつく。できれば恋人と来たいところではあるが、問題は恋人がいないことと、車の運転が苦手なのでここまでたどりつけないことかな。
16:00。岐路に着く。俺は寝てた。ずっとえのぴょんが運転。すまんね。
20:00。蒲田到着。レンタカーを返して、回転寿司を食って解散。

感想

スカイダイビングすごかった。24時間ぶっ通しで遊んだのですごく疲労した。いい休日でした。