違反クニミツ

漫画

昨日の日記のコメントで、クニミツの政について話が出たので、ちょっとメモ。
公職選挙法第137条の2 年齢満20年末満の者は、選挙運動をすることができない
ここでいう選挙運動とは、演説やポスター張りなどのことを指します。クニミツは思いっきやっちゃってます。このあと候補者が当選しても、公職選挙法違反で当選無効です。
女性候補で、マスコミに強力なコネを持っていて、読捨新聞にやらせアンケート結果を書かせ、テレビ番組でさりげなく選挙戦をアピール。徳川みずほ、23歳
日本の被選挙権は、25歳からです。あと、事前に人気投票をすることも公職選挙法違反です。ま、漫画が面白いから、そんな目くじら立ててもしょうがないんですがね。ところで、いつ市長決まるの? 紅天女より先に決まる?

森田実大明神

政治評論家だが、言うこと言うことすべてはずれ、「森田先生がNOといったら、結果はYESになる」というジンクスまでできはじめている森田実先生。交友関係は民主党員ばっかりなようです。

民主党の長老の友人(前議員)は言った。
「小泉台風にやられた。ありとあらゆる努力をして小泉政治を批判したが、やればやるほど支持者が離れていく感じだった。日本人とはなんなんだろう? 小泉総理がそんなにも好きなのか? なぜなのか?――と考えながら訴えつづけたが、有権者に受け入れられなかった。何か大きな力というか空気が動いていたような感じがした。人間の力なのか、それとも人間の力を越えた何かなのか。あれは何だったのか」。
 この問題(小泉台風の正体)について改めて議論することを約束して電話を切った。
(http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/ 9/14 のエントリーより抜粋)

何か間違ってませんかw 自分の政党の政策の正当性を主張することではなく、小泉批判に全力を注いでる時点で、民主党がどうかしてることがうかがえます。「あれは何だったのか」って、そりゃ国民の総意ですよ。天道虫の冬越しのように、同じ意見の人だけ集まって内輪で論議してる人たちにはわからないんでしょうけどね。

外国人参政権

絶対反対。自分は今の自民党が割と好きなんですが、外国人参政権賛成派が一部自民党の中にいるようなので、必ずしも自民党マンセーではないです。以下に反対の根拠をメモしておこう。いつか、誰かの役に立つかも

  • 国家の主権は国民にある。(憲法前文)
  • 日本国民とは「日本国籍を有する者」である。*1
  • 法の下の平等」は日本国民を対象としている(憲法14条)
  • 外国人参政権を認めている国はごく少数しかない。*2
  • 在外選挙権がある外国人には、自国と日本の2つの選挙権が認められることになり、不平等である。*3
  • 日本の参政権を得たければ帰化すればよい。*4
  • 韓国は在外選挙権を認めていないが、それは韓国内の問題である。*5
  • 税金を支払っていることと参政権があることは関係ない。*6
  • 日帝は植民地支配を云々」という話は、現在の選挙権の話とは関係ない。*7
  • すでに最高裁判例がある「憲法上、国籍のない外国人の参政権は保障していない」(1995年)*8
  • 「19世紀とは時代が変わった」というような理想論は論外。*9

*1:出生時の日本国民の要件は「出生の時に父又は母が日本国民であるとき」「出生前に死亡した父が死亡の時に日本国民であつたとき」「日本で生まれた場合において、父母がともに知れないとき、又は国籍を有しないとき」の3つのいずれかを満たすこと。(国籍法より)

*2:北欧はEU加盟国間でのみ認めている。その他外国人参政権がある諸国は、国家間の移住が頻繁に起こる地域であったり、すでに密な国家関係ができていたりするので、日本とは状況が違う。

*3:ただし日本国民ではないので、憲法14条は根拠とならない

*4:5年以上日本に住んでおり、常識人で前科なしならば、99%以上の確率で帰化可能。決して困難な条件ではない。

*5:韓国の内政の問題であり、日本が在日韓国人に対して選挙権を与える根拠とはならない。

*6:税金は、道路、図書館、その他各種インフラの対価であり、選挙権とは関係ない。逆に言えば、参政権がなければ税金を払わなくてよい、という論理も成り立たない。

*7:そもそも日本は強制連行も植民地支配もしていないし、終戦後、朝鮮人は自国に帰ることを拒否し、日本に残ることを自分で選択したのだから、日本がその立場を補償する必要ない

*8:傍論として「法律で永住外国人に、自治体の長、議員の選挙権を付与することは、憲法上、禁止されていない」と付け加えているので、「禁止はしていないが、保証もしない」という判決となった。

*9:今も国際紛争は絶えないし、今も北朝鮮と韓国は戦争中である。(現在は休戦中)